ゆったりマイペースで巡る冬の帯広4日間
「体力が落ちてもう旅行に行くのは無理かな、でももう一度この目で十勝の風景が見たい」。
こんなニーズに応えたいという思いから、このツアーは企画されました。
始まりはあるがんサバイバーの取り組みでした。
治療で体力が落ちた状態でも旅を楽しむにはどうすればよいのか。いろんな方から意見をいただきながら試行錯誤を繰り返す中で、旅好きの高齢者や感覚過敏の方が、「朝食バイキングが大変」・「決められたスケジュールについていけるかが不安」などの似たような悩みを抱えていることを知りました。このような悩みを抱えた方々にも無理なく旅を楽しんでもらいたいと考えたのが本ツアーです。このツアーには旅行中に疲れを感じやすい人たちの旅のノウハウが活かされています。
【ツアーの特徴】
・少人数のグループでツアーを催行
・時間をゆったりととったスケジュール
・その日の体調に合わせて内容を柔軟に変更可能
・移動はすべて貸切観光ハイヤー
・宿泊は同じところに連泊(パッキング回数を減らし、体調不良時に休む場所を確保)
ベースとなる行程は、自然・文化・歴史の面で学びの要素を盛り込み、帯広を再発見するような内容となっています。思わず土産話で語りたくなってしまうような、帯広の知識が得られます。お客さまのご希望に沿って訪問先を追加可能です。あなただけのゆったりとした帯広旅行を作り上げましょう。
最初の行程はビート資料館(日本甜菜製糖株式会社)。帯広の街が、製糖業とともに発展したことをご存知でしたか? 名物館長、清水さんの案内とともに、十勝における製糖産業の歴史や未来、製糖の目線から見た十勝の成り立ちを学びます。館長は2025年3月にご引退。貴重な案内を聞くことができる最後のチャンスです。
續いて、北海道の醸造家を多数輩出してきた帯広畜産大学の構内に、日本初の大学敷地内にある民間酒造として誕生した上川大雪酒造碧雲蔵(へきうんぐら)を訪れます。ついつい飲んでしまう、「飲まさる酒」を目指して、北海道産にこだわった日本酒の製造工程を、本蔵杜氏の説明と共に見学します。4〜5種類の飲み比べ試飲も可能(追加費用がかかります)。お土産コーナーも充実です。
こちらは帯広市の郊外に広がる帯広の森。畑だった場所に市民で木を植えて育て、街を包みこむ森を創るという壮大な取組は、今年で造成開始から50年を迎えました。森の成り立ちを知るとともに、50年以上前の名残を残す森の風景から帯広の歴史にも触れていきましょう。
お客さまのご希望に沿って訪問先を追加可能です。ご自身のペースでゆったりとした帯広旅行をお楽しみください。
※写真はイメージです。
※トップ写真提供:山田菜々華
スケジュール
1日目 2月17日(月) | |
集合、北海道ホテルに移動 | |
宿泊先:北海道ホテル |
2日目 2月18日(火) | |
午前 | ビート資料館(日本甜菜製糖株式会社) |
午後 |
帯広近郊のファームレストラン ※昼食場所はご希望により決定します |
宿泊先:北海道ホテル |
3日目 2月19日(水) | |
午前 | 上川大雪酒造 碧雲蔵 |
午後 |
帯広の森・はぐくーむ |
宿泊先:北海道ホテル |
4日目 2月20日(木) | |
北海道ホテルから帰路へ |