十勝南東部の浦幌町は海からの恵み、豊富な海鮮と、広大な農場で採れる野菜たちなど、さまざまな産品であふれる町です。市街地を見渡すとの町の端に、もくもくと上がる煙を見ることがあります。白い煙は炭焼きの証。林業が盛んな浦幌町では炭焼きの仕事がおよそ100年続いています。続けているのは浦幌木炭という会社。本プログラムでは、漁業から神社まで浦幌町の産業を大満喫したあと、日本でも数少なくなってきた炭窯で、夏のアウトドア等で活躍する「炭」の世界を覗きます。丹精込めて作った炭で焼いた浦幌町の魚介や野菜類はまさに絶品です！

プログラム最初の舞台は浦幌町の東端に位置する厚内漁港。浦幌町内の漁業者有志の協力のもと、漁師の手仕事体験と漁船搭乗体験を行います。普段目にすることのない船内は見るもの全てが新鮮で、驚きの連続です。またここで、夜のBBQ用魚介類をGET！

次に向かうのは浦幌神社。神社参りの作法を宮司より直接学べる貴重な機会。参拝した後はおみくじを引いたり、日本のおもてなしとして茶道を体験することもできます。

また、お餅つきを体験して、あんこ餅やお雑煮を自分で作ってランチをいただきます。焼き餅は浦幌木炭を使って火鉢でじっくり焼くのも乙なものです。

浦幌神社で日本文化と日本食を満喫した後は、浦幌木炭の炭窯に移動。浦幌木炭は2021年に先代の職人が引退するのを機に背古円さんが事業継承しました。伝統のスタイルを踏襲するとともに、新しい発想で取り組み築いていく新たな炭焼きの歴史を体験します。

浦幌木炭の炭窯で実際の炭焼きの仕事を体験します。作業の種類はタイミングによってさまざま。炭窯に炭の材料となるナラの木を運び入れる作業、焼き上がった炭を炭窯から出す作業、商品の製材・梱包作業など、実際の仕事に参加して浦幌木炭の一員になった気持ちで体験してみてください。

実際の作業を体験したり、飾り炭をつくったり、炭窯の体験を楽しんだあとはお待ちかねのBBQタイム。厚内漁港で揚がった鮭のちゃんちゃん焼きや、地元野菜を浦幌木炭で焼いて召し上がれ。浦幌木炭で約からこその深みのあるおいしさに気がつくはず。

炭焼きの仕事は炭や汗まみれになることもしばしば。最後は浦幌町の山の方にある秘境の温泉・留真温泉でスッキリ汗も炭も流しましょう！

※写真はイメージです。

スケジュール

9:30	厚内漁港　集合
9:35	漁船登場体験＆漁師の手仕事体験
11:00	浦幌神社で参拝と日本文化体験
12:00	浦幌神社のおもてなしランチと餅つき体験
13:30	道の駅うらほろで休憩・お買い物タイム
14:00	浦幌木炭で炭窯体験
15:30	浦幌木炭を使って炭焼き海鮮ディナー
17:30	うらほろ留真温泉で汗流し
18:30	ツアー終了