【滝上町観光協会コラボ企画】 森と生きる滝上で冬のウッドライフ特別体験会
オホーツク海から車で40分ほどの場所にある滝上町。春には芝桜がまちをピンク色に染め、夏にはハーブの香りがまちをつつむ、メルヘンチックなまちです。四方が山に囲まれ、町面積の約9割が森林。その豊富な資源を活かした林業は基幹産業のひとつとして町を支えています。今回は滝上町の森と人の営みにグッと迫る旅。木が生まれ育つ苗畑への見学や木を使ったものづくり、冬の森歩きを通して滝上の「ウッドライフ」に浸りましょう。案内人はネイチャーガイドのPOUSSIN 冨山さんです。
道の駅「香りの里・たきのうえ」に集合した後、まず向かうのは岸苗畑。ここで迎えてくれるのは社長の岸紘治さんです。
あまり馴染みのない「苗畑」という場所、はじめての方も多いかもしれません。種まきからはじまって畑で育つ野菜と同様、森に生えている大きな木たちも1粒の種からはじまります。山に植えられるような大きさになるまで育つ場所が苗畑、言うなれば「森が生まれるところ」です。
奥へ進むと、いくつかのビニールハウスと路地畑が見えてきました。岸苗畑は北海道内でビニールハウス育苗をいち早く始めた事業者で、いまでもなお実験、研究の日々を続けています。案内してくれる岸さんからは森と木への深い愛情とあくなき探求心が伝わってきます。
森と木のはじまりに触れたあとは町内にあるゲストハウスふくらい家へ向かいます。途中、人工林や多くの木が積まれた製材所の横を通過します。丁寧に手をかけられた生まれたての木から、森でたくましく育って材という役割を持つまで、木の一生に思いを馳せながら向かいましょう。ちなみに、人口約2,200人の小さなまちには製材所が4つもあるんです。あちこちで目にする木材やただよう木の香り、林業のまちならではです。
ふくらい家に到着したらオリジナルのバードコールを作りましょう。今日は「ウッドライフ」な一日、実際の木材の感触を確かめながらものづくりです。作り方はとても簡単でコロンとした木材にボルトをはめこむだけ。ボルトを回すと「キュッキュッ」という鳥のさえずりのような音が出ます。かわいいフォルムにオリジナルのイラストを描いたら、世界に一つだけのバードコールです。
そのままふくらい家でランチタイム。ここは町民も町外の人も、大人から子どもまで色んな人が集う憩いの場。たまたま一緒になった人との交流も楽しみながらのんびりランチをいただきましょう。メニューは当日までのお楽しみです。
お腹も膨れたあとは、バードコールを握りしめて冬の森へ。滝上町の真ん中を流れる渚滑川の渓谷「錦仙峡」は冬になると見事な氷瀑をみせてくれます。近くで見ると迫力満点!スノーシューをはいてこの時期にしか見ることができない景色を満喫しましょう。
氷瀑だけじゃありません。あたりを見渡すと雪をまとって美しい木々の数々。形も大きさもさまざま、色々な種類の木が渓谷の周りに生えています。これは何の木?どんな木?ガイドの冨山さんに聞いてみましょう。なんでも答えてくれます。耳を澄ませばどこからか鳥のさえずりも。バードコールでお話してみましょう。
プログラムが終わったら道の駅に戻ってふりかえりの時間。今日のプログラムの感想や、滝上ウッドライフ体験会を夏にやるとしたら…など、滝上をもっと楽しむためのお話をしましょう。
※写真はすべてイメージです。
※当日は今後のPR用写真撮影を行います。予めご了承をお願いします。
スケジュール
※状況、天候によって一部変更になる場合があります
9:30 | 道の駅「香りの里・たきのうえ」集合 |
10:00 |
岸苗畑 |
11:15 |
ゲストハウスふくらい家 バードコール作り |
12:15 | ゲストハウスふくらい家 昼食 |
13:30 | 錦仙峡 スノーシューハイク |
16:00 | 道の駅「香りの里・たきのうえ」 ふりかえり |
16:30 | ツアー終了 |
主催:道東4地区観光連盟連絡協議会(StayDOTO!ツアー)
共催:(一社)滝上観光協会